演奏会のご案内

第54回定期演奏会


[日時]2025年7月13日(日) 開場13:00 開演14:00
[場所]ザ・シンフォニーホール

[曲目]
ウェーバー作曲/歌劇「オベロン」序曲
ヒンデミット作曲/交響曲「画家マティス」
ベートーヴェン作曲/交響曲第6番「田園」

[指揮]髙谷 光信

[チケット]1,500円(自由席)
[発売日]2025年5月14日
[チケット取り扱い]ザ・シンフォニーチケットセンター(06-6453-2333)
 
恐れ入りますが、未就学児童の入場はご遠慮ください。
 
 
<トヨタコミュニティーコンサート ニュースリリースより>

このコンサートは、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)と各地のトヨタ販売会社グループおよびアマチュアオーケストラが協力して実施される『トヨタコミュニティコンサート』として開催され、今回で1928回目になります。40周年を迎えた2021年度より、トヨタがミッションとして掲げる「幸せの量産」の実現に向けて、全ての公演において音楽を通した「SDGs」を重点テーマに取り組んでいます。

イタリアオペラが主流で、ドイツものは陰をひそめていた時代、モーツァルトの手法を継承し、劇的・叙事的表現を画期的に進歩させた本格的なドイツオペラを書きあげた「ロマン派の先駆け」に位置するウェーバー。第一次世界大戦後、ロマン派からの脱却を目指し、新即物主義を推進し、20世紀ドイツを代表する作曲家として同時代の音楽家に強い影響を与えたヒンデミット。ベートーヴェンが珍しく自作にタイトルを付した標題音楽の先駆をなすものと見られ、徹底した動機展開による統一的な楽曲構成法が秀逸な交響曲第6番。共通点として、それぞれの作曲家が当時の音楽文化を革新的に変えていった作品であり、本格的なドイツ物で、ウィーンの風を感じる統一感のあるプログラムだと自負しています。
今回の選曲にあたり指揮者の髙谷光信氏に相談したところ「祈りのプログラム」とおっしゃいました。髙谷氏はウクライナでの活動期間も長く、音楽を通して活発にウクライナへの支援をされています。氏が「祈りのプログラム」とおっしゃったように、大阪府医師会フィルハーモニーだからこそ込められる「祈り」を音楽で伝えたいと思います。

大阪府医師会フィルハーモニーではこれまでもSDGsについて取り組んでまいりましたが、今回も視覚障害者の方々に点字プログラムをご用意、また生活に困っておられる家庭が多い地区にある小学校の児童を、ご家族を含めてご招待予定です。
演奏会では「TSURUMIこどもホスピス」の啓蒙活動と募金活動を行っております。公的資金に頼らない日本で唯一の施設の、一般市民への認知広報活動と募金活動を継続的に行なっていきたいと思います。

ニュースリリース(PDF)はこちらからご覧いただけます。